そろそろ携帯電話機器が自由化される動きになりました
いままで護送船団方式だった通信業界がいよいよオープン化
その一つが 第3世代携帯電話の SIMカード化 がほぼ完了し、ソフトバンクは昨日第2世代携帯電話のサービスを廃止。名実ともに第3世代のみとなった。
ドコモは2012年までの猶予付きであるものの、こちらも残りのユーザの移行を促す販促活動を実施
auにいたっては、第2世代しかなかったtu-kaを廃止。CDMA1xについては、Winへ移行を促しているものの元々の互換性の関係から廃止は当分検討してないようだが、3~5年以内には廃止されるだろうと思う
(特定サービスを利用する場合、Winに機種を変えなければ利用できない事が多い)
携帯電話が機種を自由に選べ、会社も自由にもてる時代が間近であり
第4世代携帯電話になると
ACアダプターが全社共通になる事は既定路線で
それから通信電波も共通化するという
そうなれば、海外のように「契約」と「機種販売」が分離される形態がとられ、今までのようなビジネスモデルは成り立たなくなるのでは?とすら感じる
携帯電話が「高額」になっていると言うが
実際は「本来の価格」で販売しているにすぎないと言う。
携帯電話1台10万円
というのは決して大げさではなく
本来の仕入れ値だという
店頭に並ぶ価格は
販売時に得られる「販売報酬」から一定の粗利を乗せた価格であり
割引が増えるのは「施策」などで「マージン」が入ってくるためだとか・・・
これから増えると予想されるのは
「携帯電話の中古市場」
携帯電話の販売店が軒並み淘汰される一方
中古市場はリーズナブルな機種が一気に登場してくるだろうと予想される。
購入の流れも
「新規」で購入後は
現在の料金条件を維持するため、持ち込みで「機種変更」をする
逆に「機種変更」で3万円も出して購入するくらいなら
「新規」で0円で契約できる機種を購入。
その後、契約解除すると
解約金は10000円+契約料(約3000円)
(2年契約の違約金等)
約1万数千円で新しい機種が購入できるというのは、何ともずるいというか
盲点になっているようにすら思えてならない。
これはもちろん極端な話であるが、こういう契約を続けていれば少なくとも機種の買い増しや追加契約は拒否される可能性もあるので
おすすめできるはずはない。
ただそれくらいしなければいけないほど携帯電話が高額になっているのは事実であり
1円でもやすく欲しいと思うのが現実ではないだろうか
機種変更に伴う分割金も決してやすくはない。
そう考えたときに携帯電話機器と通信会社が自由化されたらどうなるのだろうか
MNPなどはほとんど使われなくなるようにすら思えてならない。